北九州の景色

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響灘
  山口県西部~福岡県北部  [2016/06/25]
 

響灘は、日本海のうち、東は山口県西部から西は福岡県北部にかけての海域です。響灘の西側は遠賀・宗像郡境の沖合で、玄界灘と接します。また、瀬戸内海の周防灘との間には、関門海峡があります。具体的には、東は山口県長門市の川尻岬から西は福岡県宗像市の地島(じのしま)・大島付近になります。関門海峡の西側は山口県下関市の六連島(むつれじま)沖で、東側は福岡県北九州市門司区の部埼(へさき)沖になります。

響灘は、「ひぢき」が「ひびき」に転訛したといわれる説もあり、奈良時代はこの地から都にひじきやわかめ等の海産物が献上された記録が残されています。玄界灘の名は玄界島に由来するといわれ、福岡県から佐賀県にまたがる海域です。「げんかい」には玄界と玄海を使う場合もあり、玄海は玄海国定公園に使われ、この指定区域には響灘の西側区域が含まれています。玄界灘より玄海灘を広い海域に使ったり、玄海灘を九州北部の海域と漠然と使う場合があるため、響灘と玄界灘の境が判然としない場合があります。
   
2015(平成27)年3月CNNで発表された「日本で最も美しい場所31選」で元乃隅稲成神社(もとのすみいなりじんじゃ)が選ばれました。以来この風景は、ネット上で大評判になりました。
   
元乃隅稲成神社は海辺の断崖の上にあります。昭和30年夢に出て来た白狐のお告げにより、地元の網元が島根県鹿足郡(かのあしぐん)津和野町の太鼓谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)から勧請しました。  
   
ここは津黄(つおう)漁港の北西の山口県長門市油谷(ゆや)津黄です。響灘の東端より東側ですが、評判の場所ですので訪ねてみました。鳥居の先の岩場の下に龍宮の潮吹があります。波が海面近くの空洞に打ち寄せ、空洞の空気が圧縮されて海水を上方高く噴き出す現象です。この様な穏やかな日には見ることはできません。右手の方にウッドデッキの展望所が設けられています。
   
この岩山が川尻岬の先端です。長門市油谷向津具(むかつく)にあります。ここは北長門海岸国定公園に指定されています。北長門海岸国定公園は、東は山口県阿武郡阿武町から西は下関市豊北町角島までの沿岸海岸になります。  
   
川尻岬は響灘の東端です。川尻岬の西側です。川尻岬の右側から響灘になります。
   
川尻岬の西方向です。響灘が広がっています。  
   
角島(つのしま)大橋は2000(平成12)年開通しました。こちらは下関市豊北町(ほうほくちょう)神田で、向こうは同市豊北町角島です。角島の右端は東端です。
   
角島の左端は西端です。角島大橋は海士ヶ瀬戸(あまがせと)に架かっています。  
   
角島灯台は花崗岩の石造りで、角島北西端の夢崎に建てられ、1876(明治9)年に点灯されました。高さは29.62mで、イギリス人のリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計です。
   
角島灯台は内部の階段を昇って行くことができます。角島灯台の上からの眺めを3つ紹介します。北東方向の眺めです。左側は角島北東端の牧崎です。  
   
角島灯台の前、北側の角島北西端の夢崎です。
   
西方向の眺めです。  
   
道の駅北浦街道豊北は下関市豊北町神田上の国道191号線沿いにあります。その裏手からの角島の眺めです。手前は和久漁港です。
   
角島の左側に角島大橋が見えます。  
   
下関市豊北町二見の国道191号線沿いの海岸にしめ縄が張られた二見夫婦岩があります。
   
毘沙ノ鼻(びしゃのはな)は下関市吉母(よしも)御崎の本州最西端の岬です。毘沙ノ鼻から4つの眺めです。北方向にぼんやり角島が見えます。  
   
毘沙ノ鼻の前、西方向に山口県下関市の蓋井島(ふたおいじま)が見えます。
   
南西方向に、福岡県北九州市若松区沖の白島(しらしま)が見えます。  
   
南西方向に、ぼんやりですが右側に福岡県北九州市小倉北区の藍島(あいのしま)、左側に山口県下関市の六連島(むつれじま)が見えます。
   
下関市綾羅木海岸から3つの眺めです。まず北西方向の眺めです。左側に蓋井島が見えます。  
   
西方向の眺めです。テトラポットの向こうに右から白島の男島(おしま)、船を挟んで左に白島の女島(めしま)が見えます。それより近くに小さな岩礁や無人島があって、藍島が横長に見えます。
   
南西方向の眺めです。テトラポットの向こうに六連島が見え、その手前に左に伸びているのは、響灘垢田(あかだ)沖の人工島、長州出島です。  
   
下関市の本土と同市の彦島の北側をつなぐ、県道252号彦島道路の彦島大橋の本土側からの3つの眺めです。北方向の眺めです。
横一直線に伸びているのが響灘垢田(あかだ)沖の人工島、長州出島です。
   
北西方向の眺めです。右から下関市の六連島、北九州市小倉北区の馬島(うましま)、左端は同じく無人島の和合良(わごら)島です。この付近が関門海峡の西側です。  
   
南西方向の眺めです。手前は彦島の北西端です。その先に関門海峡があって、北九州市戸畑区の新日鐵住金八幡製鐵所の戸畑地区の工場群が見えます。
   
関門海峡を渡り、本州の山口県から九州の福岡県に入ります。北九州市若松区響町は響灘大橋によってつながった埋立地のひびき灘臨海工業団地です。その北端の響灘北緑地からの5つの眺めです。北東方向の眺めです。六連島に手前の馬島が重なっています。  
   
北方向の眺めです。平らな島の北九州市小倉北区の藍島(あいのしま)です。左端に下関市の蓋井島の一部が見えます。
   
藍島の西沖合に白洲灯台が見えます。ここは響灘の岩礁で、海の難所でした。1870(明治3)年最初の白洲灯台建設に岩松助左衛門が個人で着工したことで有名です。しかし1872(明治5)年岩松助左衛門は病気で死去します。半年後のその年、明治政府の手で点灯されました。その後、白洲灯台は1900(明治33)年に改築され、更に1992(平成4)年に改築されました。  
   
北西方向の眺めです。北九州市若松区の白島です。右が男島で、左が女島です。
   
ひびき灘臨海工業団地の北端の海岸沿いに10基の風力発電の風車が並んで、一帯は響灘北緑地として整備されています。  
   
北九州市若松区安屋(あんや)の脇田(わいた)海岸の北側の響灘に、脇田海釣り桟橋が伸びています。脇田海岸は玄海国定公園の東端に位置します。
   
脇田海釣り桟橋からの4つの眺めです。東方向の眺めです。先程の風力発電の風車が見えます。  
   
北東方向の眺めです。藍島が見え、手前に洋上風力発電の実証実験施設が見えます。北九州市若松区響町の沖合になります。
   
北方向の眺めです。右の遠くに蓋井島が見えます。左側二つが白島で、右が男島で、左が女島です。  
   
白島は右が男島で、左が女島です。男島には、エネルギーの安全保障に対応するための白島国家石油備蓄基地があります。
   
北九州市若松区有毛(ありげ)岩屋の遠見ヶ鼻(とおみがはな)に妙見埼灯台が建っています。  
   
遠見ヶ鼻からの2つの眺めです。北東方向の眺めです。向こうの白島の男島に手前の女島が重なっています。右端に蓋井島がぼんやり見えます。
   
西方向の眺めです。手前は遠見ヶ鼻の岩場です。遠くの右の島は、手前に宗像市の地島(じのしま)があって、向こうに同市の大島が重なっています。左側の小山は宗像市鐘崎(かねざき)の鐘ノ岬です。  
   
福岡県遠賀郡芦屋町山鹿の狩尾岬からの4つの眺めです。北東方向の眺めです。遠見ヶ鼻が見えます。丘陵上の建物はかんぽの宿北九州です。遠見ヶ鼻の先端に妙見埼灯台が見えます。
   
北方向の眺めです。狩尾岬の先端は波で浸食された千畳敷の景観になっています。  
   
西方向の眺めです。千畳敷の先に右の手前の地島と大島が重なって見え、左に鐘ノ岬が見えます。
   
南西方向の眺めです。満潮になると島になる洞山(どうやま)があり、波で浸食された洞穴が見えます。  
   
芦屋町山鹿の魚見公園からの3つの眺めです。北方向の眺めです。堂山の先に洞山がつながって見えます。
   
西方向の眺めです。遠賀川河口の防波堤の先に右の手前の地島と大島が重なって見え、左に鐘ノ岬が見えます。  
   
南西方向の眺めです。一番手前が遠賀川の河口、その先が芦屋港、そして芦屋海岸で、海岸沿いに三里松原が見えます。先方の連なった山々は、遠賀と宗像の境の山です。
   
遠賀郡岡垣町波津の波津城からの3つの眺めです。東南東方向の眺めです。三里松原が見えます。  
   
東北東方向の眺めです。中央の丘陵上の建物は、芦屋町山鹿の魚見公園にある国民宿舎マリンテラス芦屋です。
   
西方向の眺めです。右から宗像市の地島があり、その先に大島があり、その隣に鐘崎の鐘ノ岬が見えます。その付近までが響灘です。  
   
宗像市鐘崎の鐘ノ岬からの眺めです。右が宗像市の地島で、左がその先の同市の大島です。ここから先、西が玄界灘です。


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